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イタリアのナポリで生まれた彼は、ほとんど独学でギターを習得しました。
400曲以上の作品を創り出した多作な作曲家であり編曲家です。
フェルディナンド・カルッリ:生い立ちとギターへの出会い
フェルディナンド・カルッリは、イタリアのナポリで生まれました。
彼は最初チェロを学びましたが、20歳の時にギターに出会い、その魅力に取りつかれます。
ナポリには当時、プロのギター指導者が不在だったため、カルッリは独自の練習法を開発し、独学でギターを習得しました。
カルッリは才能豊かな演奏者であり、ナポリでの演奏会は大成功を収めました。
1801年、フランス人女性マリー・ジョセフィン・ボイヤーと結婚し、息子が生まれます。
彼はヨーロッパ中を演奏旅行し、ミラノで作曲活動を始め、地元の出版物に寄稿しました。
1808年、カルッリは音楽の首都として知られるパリに定住しました。
彼は演奏、作曲、教授活動で活躍し、上流階級とパリの音楽家にギターを広めました。
彼の数多くの作品がパリで出版され、後には他の優れたギタリスト達の作品も出版しました。
1830年代には、カルッリのもとに多くのギター奏者が集まり、パリの貴族達を含む多くの生徒を持つようになりました。
彼がパリで出版した教則本は、現在でも重要な教材として使用されています。
晩年、彼はギター製作者ラコートと共にギターの構造改良に取り組みました。
カルッリの作品は「ギターへのハーモニーの応用」として今でも授業で使われています。
彼の教則本は非常に評判が良く、何度も版を重ねました。
カルッリは自身の作品が他の出版者によって切り分けられることを防ぐため、自ら出版活動を始めました。
彼の多くの素晴らしい作品は出版されなかったものの、現在まで伝えられている作品は、主に基本的な技術を教えるためのものであり、初心者にも十分使えるものとして評価されています。
カルッリは1841年2月17日、パリで亡くなりました。
音楽の遺産
カルッリは、作品番号を持つ366曲を含む400曲以上のギター作品を作曲しました。
彼の作品にはオリジナルのものだけでなく、編曲作品も多数あります。
特に有名なのは、協奏曲op.8a、op.140、教則本op.27、ギター2重奏曲集op.34、そして3つのセレナードop.96です。
1810年に発表された「ギター教則本、作品番号27」は、後のカルカッシの教則本に影響を与えた重要な作品であり、教育的な価値が高いとされています。
これらは、カルッリの息子グスタフのために書れたもので、グスタフもまた著名な音楽家として知られています。
カルッリは室内楽やギターと他のクラシック楽器のための作品も多く作曲し、それらは現在も重要なレパートリーとなっています。
多くの作品が失われた中、残された教育的な作品は世界中のギター愛好家や指導者によって広く使われており、クラシック・ギター指導にも役立っています。
カルッリの作品は多くのギターリストによってレコーディングされており、デュオ・ト長調(Duo in G)作品番号34は、1980年代のイギリスでテレビゲーム「ザ・アドベンチャー・ゲーム」の主題曲として使用され、人気を博しました。
彼の最も有名な作品は、「ギターとフルートのためのデュエット」で、アレキサンダー・ラゴヤとジャン=ピエール・ランパルによってレコーディングされました。
このデュオ・ト長調は、ジュリアン・ブリームとジョン・ウイリアムスによって有名なレコーディングがあります。
ギターへの貢献
カルッリは、初期のギターの外観に多くの変更、改善を加え、 今日使われている最新の形体へクラシックギターを近づけたと考えられています。
初期のギターは、復弦5コースであり、現代の6単弦ギターとは異なっていました。
彼は、ギター製作者ラコートと共に、ギターの構造と音質を改良し、より大きく反響する楽器へと進化させました。
この改良により、ギターはリュートのような形状から、我々が知る現代のクラシックギターに近い形へと変化しました。
また、カルッリはアントニオ・デ・トレス・フラドとも協力し、ギターのボディーを大きくし、表面積を広げて音質を向上させました。
これらの革新は、ギターの歴史において重要な分岐点となりました。
Ferdinando Carulli 作品リスト
- 2つのソロ Op. 207
- ・2 Solos, Op. 207
- 2つの二重奏曲 Op. 137
- ・Due Duetti, Op. 137
- 三重奏曲 Op. 12
- ・Trio, Op. 12
- 三重奏曲 ニ長調 Op. 9, No. 2
- ・Trio in D Major, Op. 9, No. 2
- 三重奏曲 ホ短調 Op. 9, No. 3
- ・Trio in E minor, Op. 9, No. 3
- 3つの協奏的小二重奏曲 Op. 309
- ・3 Petits Duos Concertants, Op. 309
- 3つの小夜想曲 Op. 24
- ・3 Petits Nocturnes, Op. 24
- 3つのセレナータ Op. 96 第3番. ト長調
- ・3 Serenate, Op. 96: No. 3. in G Major
- 3つのディヴェルティスマン Op. 223
- ・3 Divertissements, Op. 223
- 3つのディヴェルティスマン「スペイン風」 Op. 209
- ・3 Divertissements à l’espagnole, Op. 209
- 3つのメヌエットと3つのワルツ Op. 84
- ・3 Menuets et 3 Valses, Op. 84
- 3つのロンド Op. 172
- ・3 Rondo, Op. 172
- 3つのワルツ Op. 32
- ・3 Waltzes, Op. 32
- 3つのワルツ Op. 9
- ・3 Valses, Op. 9
- モーツァルトによる五重奏曲 Op. 156 (フルートとギター編)
- ・Quintetto de Mozart, Op. 156 (arr. for flute and guitar)
- 6つのアリエッタ
- ・6 Ariettes
- 6つの夜想曲
- ・6 Nocturnes
- 二重奏曲 ト長調 Op. 34, No. 2 (A. アイグナー、D. クライドラーによる2つのギター編)
- ・Duo in G Major, Op. 34, No. 2 (arr. A. Aigner and D. Kreidler for 2 guitars)
- 二重奏曲 ニ長調 Op. 134
- ・Duo in D Major, Op. 134
- Les sons harmoniques Op. 111
- ・Les sons harmoniques, Op. 111
- ニーチェとフィレーノ Op. 2 (編曲:M. トレスター)
- ・Nice und Fileno, Op. 2 (arr. M. Troster)
- ノットゥルノ Op. 189 (ギターとスピネット編)
- ・Notturno, Op. 189 (arr. for guitar and spinet)
- アンダンテ・ヴァリエとロンド Op. 155 (原曲:ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第12番 変イ長調 Op. 26)
- ・Andante varie et Rondeau, Op. 155 (after Beethoven’s Piano Sonata No. 12 in A-Flat Major, Op. 26)
- アンダンテ第1番 Op. 320
- ・Andante No. 1, Op. 320
- イギリス民謡による幻想曲 Op. 102
- ・Fantaisie sur un Air National Anglais, Op. 102
- ヴィオラとギターのための2つのニ重奏曲 Op. 137, No. 1
- ・2 Duets for Viola and Guitar, Op. 137, No. 1
- ヴィオラとギターのための2つのニ重奏曲 Op. 137, No. 2
- ・2 Duets for Viola and Guitar, Op. 137, No. 2
- 歌劇「泥棒かささぎ」 – 序曲
- ・Fantaisie avec variations sur des airs de Lagazza ladra de Rossini, Op. 197
- 完全なるメトード Op. 293
- ・Méthode complète, Op. 293
- ギター協奏曲 イ長調
- ・Guitar Concerto in A Major, Op. 8 (arr. U. Wedlich)
- ギター協奏曲 イ長調 Op. 8a
- ・Guitar Concerto in A Major, Op. 8
- ギター・ソナタ Op. 21 No. 1
- ・Guitar Sonata, Op. 21, No. 1
- ギター・ソナタ Op. 21 No. 2
- ・Guitar Sonata, Op. 21, No. 2
- ギター・ソナタ Op. 21 No. 3
- ・Guitar Sonata, Op. 21, No. 3
- ギター・ソナタ Op. 5
- ・Guitar Sonata, Op. 5
- ギター・ソナタ Op. 81, No. 1
- ・Guitar Sonata, Op. 81, No. 1
- ギター・ソナタ Op. 81, No. 2
- ・Guitar Sonata, Op. 81, No. 2
- ギター・ソナタ Op. 81, No. 3
- ・Guitar Sonata, Op. 81, No. 3
- ギター・ソナタ ハ長調 Op. 56
- ・Guitar Sonata in C Major, Op. 56
- ギター・ソナチネ ハ長調 Op. 52
- ・Guitar Sonatina in C Major, Op. 52
- ギター二重奏曲 Op. 62, No. 1
- ・Guitar Duo, Op. 62, No. 1
- ギター二重奏曲 Op. 62, No. 2
- ・Guitar Duo, Op. 62, No. 2
- ギター二重奏曲 Op. 62, No. 3
- ・Guitar Duo, Op. 62, No. 3
- 協奏的大ニ重奏曲 イ長調 Op. 65
- ・Gran Duo Concertante in A Major, Op. 65
- 協奏的夜想曲 Op. 118
- ・Nocturne Concertante, Op. 118
- クロシェット Op. 325
- ・La Clochette, Op. 325
- 幻想曲 Op. 157 (L. ヴァン・ベートーヴェンの「 パイジェッロの歌劇「水車屋の娘」のアリア「田舎者の恋は何と美しく」による9つの変奏曲 イ長調 WoO 69」による)
- ・Fantasy, Op. 157 (after L. van Beethoven’s 9 Variations on the Aria Quant’ e più bello from Paisiello’s La molinara in A Major, WoO 69)
- 幻想曲 Op. 337 (ピアノ三重奏編)
- ・Fantaisie, Op. 337 (arr. for piano trio)
- ハイドン交響曲 ニ長調 Op. 152 (原曲:ハイドンの交響曲第104番 ニ長調「ロンドン」 Hob.I:104)
- ・Symphony d’Haydn in D Major, Op. 152 (after Haydn’s Symphony No. 104 in D Major, Hob.I:104, “London”)
- 主題と変奏
- ・Tema e Variazioni
- 小協奏曲 Op. 140
- ・Petit concerto de societe, Op. 140
- 小品 Op. 99
- ・Recueil, Op. 99
- スペインのフォリア ニ短調 Op. 75
- ・Les folies d’Espagne variees in D Minor, Op. 75
- セレナード イ長調 Op. 109 No. 5
- ・Serenade in A Major, Op. 109, No. 5
- セレナード イ長調 Op. 96 No. 1
- ・Serenade in A Major, Op. 96, No. 1
- セレナード イ長調 Op. 96, No. 1 – 第1楽章 ラルゴ・マエストーソ – 第2楽章 アレグロ・モデラート(A. アイクナー、D. クライドラーによる2つのギター編)
- ・Serenade in A Major, Op. 96, No. 1: I. Largo maestoso – II. Allegro moderato (arr. A. Aigner and D. Kreidler for 2 guitars)
- セレナード ト長調 Op. 96, No. 3
- ・Serenade in G Major, Op. 96, No. 3
- セレナード ニ長調 Op. 109 No. 1
- ・Serenade in D Major, Op. 109, No. 1
- セレナード ニ長調 Op. 109 No. 2
- ・Serenade in D Major, Op. 109, No. 2
- セレナード ニ長調 Op. 109 No. 6
- ・Serenade in D Major, Op. 109, No. 6
- セレナード ハ長調 Op. 109 No. 3
- ・Serenade in C Major, Op. 109, No. 3
- セレナード ハ長調 Op. 109, No. 3 (編曲:D. カーター、A. クランツ)
- ・Serenade in C Major, Op. 109, No. 3 (arr. D. Carter and A. Krantz)
- セレナード ヘ長調 Op. 109 No. 4
- ・Serenade in F Major, Op. 109, No. 4
- ソロ第1番 Op. 76
- ・Solo No. 1, Op. 76
- 大二重奏曲 ニ長調 Op. 70
- ・Grand Duo in D Major, Op. 70
- 大二重奏曲 ホ短調 Op. 86
- ・Grand Duo in E Minor, Op. 86
- 二重奏曲 ト長調 Op. 151
- ・Duo in G Major, Op. 151
- 二重奏曲 ト長調 Op. 34, No. 2
- ・Duo in G Major, Op. 34, No. 2
- 二重奏曲 ハ長調 Op. 11
- ・Duo in C Major, Op. 11
- 二重奏曲 ハ長調 Op. 150
- ・Duo in C Major, Op. 150
- 二重奏曲 ヘ長調 Op. 34, No. 1
- ・Duo in F Major, Op. 34, No. 1
- 二重奏曲 ホ長調 Op. 34, No. 3
- ・Duo in E Major, Op. 34, No. 3
- ノクターン ニ長調 Op. 143 No. 2
- ・Nocturne in D Major, Op. 143, No. 2
- ノクターン ハ長調 Op. 119, No. 2
- ・Nocturne in C Major, Op. 119, No. 2
- 「フィガロの結婚」からの8つのアリア Op. 66 (W.A. モーツァルトによる)(E. ピストロッツィにとるホルンとギター編)
- ・8 Airs from Le Nozze di Figaro, Op. 66 (after W.A. Mozart) (arr. E. Pistolozzi for horn and guitar)
- フルートとギターのための二重奏曲 イ短調 Op. 51, No. 6
- ・Duet for flute and guitar in A Minor, Op. 51, No. 6
- フルートとギターのための二重奏曲 イ長調 Op. 51, No. 1
- ・Duet for flute and guitar in A Major, Op. 51, No. 1
- フルートとギターのための二重奏曲 ト長調 Op. 51, No. 3
- ・Duet for flute and guitar in G Major, Op. 51, No. 3
- フルートとギターのための二重奏曲 ニ長調 Op. 158, No. 1
- ・Duet for flute and guitar in D Major, Op. 158, No. 1
- フルートとギターのための二重奏曲ー ニ長調 Op. 51, No. 2
- ・Duet for flute and guitar in D Major, Op. 51, No. 2
- フルートとギターのための二重奏曲 ハ長調 Op. 158, No. 2
- ・Duet for flute and guitar in C Major, Op. 158, No. 2
- フルートとギターのための二重奏曲 ハ長調 Op. 51, No. 4
- ・Duet for flute and guitar in C Major, Op. 51, No. 4
- フルートとギターのための二重奏曲 ヘ長調 Op. 51, No. 5
- ・Duet for flute and guitar in F Major, Op. 51, No. 5
- フルートとギターのための二重奏曲 Op. 104, No. 2
- ・Duo for Flute and Guitar, Op. 104, No. 2
- フルートとギターのための二重奏曲 Op. 104, No. 3
- ・Duo for Flute and Guitar, Op. 104, No. 3
- フルートとギターのための協奏曲 Op. 8
- ・Concerto for Flute and Guitar, Op. 8
- フルートとギターのための幻想曲 Op. 337
- ・Fantaisie pour Flute et Guitare, Op. 337
- フルート、ヴァイオリンとギターのための3つの大三重奏曲 Op. 9
- ・3 Grand Trios for Flute, Violin and Guitar, Op. 9
- メトード・コンプレット Op. 27
- ・Méthode complette, Op. 27
- メヌエット ニ長調
- ・Menuet in D Major
- メヌエット ハ長調
- ・Menuet in C Major
- モーツァルト「魔笛」の「娘か女か」の主題による変奏曲 ヘ長調 Op. 169
- ・Beethoven – Variations on Ein Mädchen oder Weibchen from Mozart’s Die Zauberflöte in F Major, Op. 169
- 夜想曲 イ長調 Op. 128, No. 1
- ・Nocturne in A Major, Op. 128, No. 1
- 夜想曲第2番 Op. 128
- ・Nocturne No. 2, Op. 128
- 夜想曲 ト長調 Op. 127
- ・Nocturne in G Major, Op. 127
- ヨーロッパの民謡集 Op. 73
- ・Airs nationaux, Op. 73
- ラ・フォル、アルベール・グリザールのロマンスによるギターのための幻想曲 Op. 363
- ・La Folle arrangée en Fantaisie, Op. 363
- 「ラ・モリナーラ」の旋律による独奏ギターのための変奏曲 Op. 107
- ・Solo avec Variations sur l’air de La Molinara, Op. 107
- ラルゲット・エスプレッシーヴォ
- ・Larghetto espressivo
- リーズの大行進曲 ニ長調 Op. 168
- ・Grand Marche de Ries in D Major, Op. 168
- ロッシーニ:歌劇「泥棒かささぎ」 – 序曲
- ・Fantaisie avec variations sur des airs de Lagazza ladra de Rossini, Op. 197 (arr. for guitar and piano)
- ロッシーニの主題による12のアリエッタ集
- ・12 Ariettes italiennes sur motifs de Rossini
- ロッシーニの主題による二重奏曲 イ長調 Op. 233
- ・Duo in A Major on themes of Rossini, Op. 233
- ロッシーニの主題によるメランジェと二重奏曲 Op. 236
- ・Melange en Duo sur des Motifs de Rossini, Op. 236
- 3 Ariettes italiennes
- ・3 Ariettes italiennes
- 3 Divertissements, Op. 149
- ・3 Divertissements, Op. 149
- 3 Recueil de Morceaux faciles, Op. 35
- ・3 Recueil de Morceaux faciles, Op. 35
- 3 Serenate, Op. 96 (arr. D. Hansson and T. Hansy)
- ・3 Serenate, Op. 96 (arr. D. Hansson and T. Hansy)
- 6 Ariettes and 3 Romances, Op. 3
- ・6 Ariettes and 3 Romances, Op. 3
- 6 Duos, Op. 103
- ・6 Duos, Op. 103
- 6 Petit Duos, Op. 34
- ・6 Petit Duos, Op. 34
- アレグレット
- ・Allegretto [cat#: DACD-012, track 9]
- アンダンテ
- ・Andante [cat#: DACD-012, track 32]
- アンダンテ・モッソ
- ・Andante mosso
- アンダンティーノ
- ・Andantino
- Ariettes et romances italiennes
- ・Ariettes et romances italiennes
- Armida, Act III: Trio: I lost the will to action (Sung in English)
- ・Armida, Act III: Trio: I lost the will to action (Sung in English)
- ディヴェルティスマン
- ・Divertissment
- Fantasie, Op. 123
- ・Fantasie, Op. 123
- 漸進的な小品集 Op. 333
- ・Grand recueil de morceaux progressifs, Book 1, Op. 333
- Grand recueil de morceaux progressifs, Op. 333
- ・Grand recueil de morceaux progressifs, Op. 333
- Grand recueil de morceaux progressifs, Op.333 (arr. A. Aigner and D. Kreidler for 2 guitars)
- ・Grand recueil de morceaux progressifs, Op.333 (arr. A. Aigner and D. Kreidler for 2 guitars)
- Guitar Sonata in A Major
- ・Guitar Sonata in A Major
- Guitar Sonata, Op. 21, No. 1 (arr. for guitar and harpsichord)
- ・Guitar Sonata, Op. 21, No. 1 (arr. for guitar and harpsichord)
- Guitar Sonata, Op. 21, No. 2 (arr. for guitar and harpsichord)
- ・Guitar Sonata, Op. 21, No. 2 (arr. for guitar and harpsichord)
- Guitar Sonata, Op. 41
- ・Guitar Sonata, Op. 41
- 小品集 Op. 50 – 第17曲 ラルゲット
- ・Larghetto, Op. 50, No. 1
- L’utile et l’agraable, grand et seul recueil, Op. 114
- ・L’utile et l’agraable, grand et seul recueil, Op. 114
- マエストーソ Op. 1, No. 1
- ・Maestoso, Op. 1, No. 1
- Methode complete, Op. 241
- ・Methode complete, Op. 241
- 完全なるメトード Op. 241
- ・Méthode complète, Op. 241
- Petits solos brillants et non difficiles, Op. 262
- ・Petits solos brillants et non difficiles, Op. 262
- ポーコ・アレグレット
- ・Poco allegretto
- Premiere suite a la methode, Op. 61: Grand Air italien, “Senti mio bene”
- ・Premiere suite a la methode, Op. 61: Grand Air italien, “Senti mio bene”
- Sonata Sentimentale, Op. 2, “L’Orage”
- ・Sonata Sentimentale, Op. 2, “L’Orage”
- D. チマローザ: 歌劇「秘密の結婚」 – 序曲
- ・Il matrimonio segreto: Overture (arr. F. Carulli)
- ハイドン: 交響曲第93番 ニ長調 Hob.I:93 – 第1楽章 アレグロ(編曲:A. トレッグ)
- ・Symphony No. 93 in D Major, Hob.I:93: I. Allegro (arr. F. Carulli)
- ハイドン: 交響曲第97番 ハ長調 Hob.I:97 – 第2楽章 アダージョ・マ・ノン・トロッポ(編曲:A. トレッグ)
- ・Symphony No. 97 in C Major, Hob.I:97: II. Adagio ma non troppo (arr. F. Carulli)
- ベートーヴェン: アダージョ 変ホ長調 WoO 43b (F. カルッリによるテルツ・ギターとピアノ編)
- ・Adagio in E-Flat Major, WoO 43b (arr. F. Carulli for terz guitar and keyboard)
- ベートーヴェン: アンダンテと変奏 ニ長調 WoO 44b (F. カルッリによるテルツ・ギターとピアノ編)
- ・Andante and Variations in D Major, WoO 44b (arr. F. Carulli for guitar and keyboard)
- ベートーヴェン: アンダンテ ヘ長調「アンダンテ・ファヴォリ」 WoO 57 (F. カルッリによるギター編)
- ・Andante in F Major, WoO 57, “Andante favori” (F. Carulli for guitar)
- ベートーヴェン: マンドリン・ソナチネ ハ短調 WoO 43a (F. カルッリによるテルツ・ギターとピアノ編)
- ・Mandolin Sonatina in C Minor, WoO 43a (arr. F. Carulli for terz guitar and keyboard)
- ベートーヴェン: マンドリン ソナチネ ハ長調 WoO 44a (F. カルッリによるテルツ・ギターとピアノ編)
- ・Mandolin Sonatina in C Major, WoO 44a (arr. F. Carulli for terz guitar and keyboard)
- ベートーヴェン: モーツァルトの「魔笛」の「娘か女か」の主題による12の変奏曲 Op. 66 (編曲:F. カルッリ)
- ・12 Variations on Ein Mädchen oder Weibchen from Mozart’s Die Zauberflöte in F Major, Op. 66 (arr. F. Carulli for guitar and fortepiano)
- モーツァルト: Piano Quartet No. 1 in G Minor, K. 478 (arr. F. Carulli for flute and guitar)
- ・Piano Quartet No. 1 in G Minor, K. 478
- モーツァルト: Piano Quartet No. 1 in G Minor, K. 478 (arr. F. Carulli for flute and guitar)
- ・Piano Quartet No. 1 in G Minor, K. 478 (arr. F. Carulli for flute and guitar)
- モーツァルト: Piano Sonata No. 16 in C Major, K. 545, “Sonata facile”: III. Rondo: Allegretto (arr. F. Carulli for guitar)
- ・Piano Sonata No. 16 in C Major, K. 545, “Sonata facile”: III. Rondo: Allegretto (arr. F. Carulli for guitar)
- ロッシーニ: 歌劇「アルジェのイタリア女」 – 第1幕 序曲
- ・L’Italiana in Algeri (The Italian Girl in Algiers), Act I: Overture (arr. F. Carulli for guitar and piano)
- ロッシーニ: 歌劇「エドゥアルドとクリスティーナ」 – 序曲(F. カルッリによるギターとピアノ編)
- ・Eduardo e Cristina: Overture (arr. F. Carulli for guitar and piano)
- ロッシーニ: 歌劇「セビリアの理髪師」 – 序曲(F. カルッリによるギターとピアノ編)
- ・Il barbiere di Siviglia (The Barber of Seville): Overture (arr. F. Carulli for guitar and piano)
- ロッシーニ: 歌劇「セビリアの理髪師」 – 序曲(F. カルッリによるフルート、ヴァイオリンとギター編)
- ・Il barbiere di Siviglia (The Barber of Seville): Overture (arr. F. Carulli for flute, violin and guitar)
- ロッシーニ: 歌劇「タンクレディ」 – 序曲(F. カルッリによるヴァイオリンとギター編)
- ・Tancredi: Overture (arr. F. Carulli for violin and guitar)
- ロッシーニ: 歌劇「チェネレントラ(シンデレラ)」
- ・La Cenerentola (Cinderella) (arr. F. Carulli for guitar and piano)
- ロッシーニ: ロッシーニ:歌劇「アルミーダ」 – 序曲
- ・Armida: Overture (arr. F. Carulli for guitar and piano)
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In English
Born in Naples, Italy, Ferdinando Carulli was largely self-taught on the guitar.
He was a prolific composer and arranger who created more than 400 compositions.
Ferdinando Carulli: His Early Life and Encounter with the Guitar
He first studied the cello, but at the age of 20 he discovered the guitar and fell in love with it.
Since there were no professional guitar teachers in Naples at the time, Carulli developed his own method of training and taught himself to play the guitar.
Carulli was a talented performer and his concerts in Naples were a great success.
In 1801, he married a French woman, Marie Josephine Boyer, and they had a son.
He traveled throughout Europe, began composing in Milan, and contributed to local publications.
In 1808, Carulli settled in Paris, known as the capital of music.
He was active in performing, composing, and teaching, popularizing the guitar among the upper classes and Parisian musicians.
Numerous of his works were published in Paris, and later by other distinguished guitarists.
In the 1830s, Carulli attracted many guitar players and students, including many Parisian aristocrats.
The instructional books he published in Paris are still used today as important teaching materials.
In his later years, he worked with guitar maker Lacourt to improve the structure of the guitar.
Carulli’s work is still used in classes as an “application of harmony to the guitar.
His instructional books were very well received and went through several editions.
Carulli began his own publishing career to prevent his works from being carved up by other publishers.
Although many of his fine works were never published, those that have been handed down to the present day are primarily intended to teach basic techniques and are regarded as being useful enough for beginners.
Carulli died in Paris on February 17, 1841.
Carulli composed more than 400 guitar works, including 366 numbered pieces.
His works include many arrangements as well as original compositions.
Especially famous are the Concerto op. 8a, op. 140, the Instructional Book op. 27, the Guitar Duet op. 34, and the Three Serenades op. 96.
The Guitar Instructional Book, op. 27, published in 1810, is an important work that influenced Carcassi’s later instructional books and is considered to be of great educational value.
These were written for Carulli’s son Gustav, who was also a well-known musician.
Carulli also composed chamber music and many works for guitar and other classical instruments, which are still an important part of the repertoire today.
While many of his works have been lost, his remaining educational works are widely used by guitar enthusiasts and teachers around the world to teach classical guitar.
Carulli’s works have been recorded by many guitarists, and his Duo in G major, Op. 34, became popular in the UK in the 1980s when it was used as the theme music for the video game “The Adventure Game.
His most famous work, Duet for Guitar and Flute, was recorded by Alexander Lagoya and Jean-Pierre Rampal.
The Duo in G major has been famously recorded by Julian Bream and John Williams.