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11/29/2023
🟦 Segovia の音階練習
• アンドレス・セゴビアは、”2時間の音階練習は6時間の無益な練習に匹敵する”と述べていました。
• 音階練習は技術向上や表現力の向上に直結し、その効果は練習時間に比例するわけではありません。
• まずは音階の英語表記を覚えることで楽譜を理解しやすくなります。
ドレミファソラシド
→
CDEFGABC
🟦 実際のスケール練習では、以下のポイントが重要です。
• 練習の最初に行う:
スケール練習はその日の練習の最初に取り組むと効果的です。
• 大きな音でアポヤンド弾く:
できるだけ大きな音でアポヤンド弾くことで、音の強弱や表現力が向上します。
• メトロノームの使用:
リズム感を養うためにメトロノームを使用し、均等な音量と音質を維持します。
• 適切な左手の姿勢:
左指をフレットに対して垂直に、真っすぐに置くことで、 フレット上の指が移動しやすくなります。
• フレットの後、または真上を抑えるように練習。
• 右指を交互に使用:
右手は「i.m」(人差し指と中指)、「m.a」(中指と薬指)などを交互に使用し、均等な音を出すようにします。
🟦 クロマティックスケール(半音階)の練習法
• クロマティックスケールは半音階で上っていくスケールです。
• 指の柔軟性や広がりを向上させます。
🟦 クロマティックスケールの練習では、以下のポイントに注意しましょう。
• 上昇音階:
1フレットから12フレットまで、半音ずつ上っていきます。
1本の弦上での上昇音階は、4フレットまで全ての指を離さず置いたままにします。
• 下降音階:
下降の場合、1(人差し指)2(中指)3(薬指)4(小指)すべての指を一斉にフレットに置き、4の小指から順番に外しながら下降します。
• 1本の弦上での上昇、下降音階の練習によってのクロマティックスケールの練習は、 意識しなくても、次に来る音の準備が自然にできるようになります。
🟦 運指のバリエーションとアポヤンドの利用
• i, m 以外にも、バリエーション豊かな異なる運指で練習することで、
様々な楽曲に対応できるようになります。
• 異なる運指やアポヤンドの利用を含む実例として、以下のパターンが挙げられます。
– i,m
– a,m
– i,a
– i,m,a,m
– i,a,m,a など
• これらのバリエーションを取り入れた毎日の継続的な練習により、演奏力の向上が期待できます。
それでは毎日5分コツコツいきましょう。
Suerte!